Gnashtoneとのスプリット"Resonance EP"の制作に明け暮れる中、幕を開けた2013年。
一発目のライブは、NIIGATA LOTSで行われたCHECKMATE。
加速度を増して進む新潟のライブハウス・シーンの世代交代に、頼もしかったり寂しかったり複雑な心境でした。
6月には予定通り"Resonance EP"を発売。
タワレコTさんを始め、多くの方に熱烈なサポートをいただきました。
OTALIAN MUSIC Lab.の坂本くんと、初のMV制作。
右も左も分からない&ほぼノープランで挑んだ撮影。
撮影場所として協力してくれたNAMELESSのお二人&出演してくれたレイコちゃんのおかげもあり、素敵な映像を生み出すことが出来ました。
そして「自分たちにしか作り出せない遊び場」を目指し、敬愛するDJ/VJ/soundsystemに力を借りて開催したリリースパーティー。
言葉に出来ないような、本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。
8月にはタワレコ新潟が企画する大きなお祭りに出演。
9月はMIX THE VIBE!を主催、10月にはGUMI69FESに出演。
いづれも様々なシーンで活躍するバンド達と、明らかに増しているライブハウスの熱量を共有しました。
12月。
ビート・ミュージックへの憧れをより強く表現すべく始めた新しいユニット=solidservice。
大好きなイベントの一つである"ハギシリズム"にて初ライブの機会をもらい、抜群の雰囲気の中でお披露目をすることが出来ました。
そして先日のA fulcrum vol.24。
自分が今年1年やられまくったバンド達の豊かな音楽を、大好きなライブハウスのお客さん達と一緒に体感したい。
そんなシンプルな願いを叶えてくれた大勢のお客さん達に、心から感謝しています。
…といった具合に、2013年は新しいコトへの挑戦の1年となりました。
残念ながらライブハウスに似つかわしいとは言えないサウンドかもしれませんが、そんな我々を長く応援し、サポートしてくださるお客さん達。
その多様性や懐の深さは、新潟のライブハウスが誇るべきものの一つだと思っています。
このメンバーでの活動が13年目に突入する2014年。
相変わらずマイペースではありますが、目まぐるしく新しい音楽が創り出されるダンス・フロアに呼応しながら、自分達の音楽を追求していきたいところ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします◎
2013年12月31日火曜日
2013年12月29日日曜日
2013年によく聴いた新譜
とにかく名だたるアーティストが続々と新作を発表し、同時に若きトラック・メーカーがどんどん出てきたおかげで、もう追い切れない&買っても聴ききれないほどの大豊作だった2013年。
見落としている予感満点ですが、思いつく限りで今年特によく聴いた新譜を紹介します。
とにかくたくさんあって書ききれないので、コメントは3作品のみ笑。
Boards of Canada / Tomorrow’s Harvest
待ちに待った8年ぶりのBOCの新作。
彼らからの影響を公言する、ドリーミーでサイケデリックなアーティストが爆発的に登場した近年。
その始祖はどんなサウンドを打ち出してくるのか…と期待していましたが、蓋を開けてみれば幻想的で、ダークで、不穏で、硬質なダウン・テンポ。
つまりオリジネイターの自信と確信に満ち溢れた、まさにBOCたる所以を存分に発揮した作品になっています。
"Reach for the dead"
・・・・・
DJ Rashad / Double Cup
ゲットーハウス~ジューク/フットワークと呼ばれるダンス・ミュージックのジャンルを象徴するアーティスト=DJ Rashad。
匂い立つようなソウル・ミュージックのメロディと、ジューク特有の性急なハイハット、攻撃的に乱れ打つキックとベースのうねりが強烈なダンス衝動を呼び起こします。
圧倒的にソウルフルで、ファンキーで、セクシー。とにかく大きい音で、良い音で聴いて欲しい。
"Pass that Shit (feat Spinn & Taso)"
・・・・・
Merchandise / Totale Nite
モリッシーを彷彿とさせるようなバリトン・ボイスに、背景を甘美に埋めるシューゲイザー・ノイズ、ニュー・ウェイヴ譲りの鋭角のビート。
強引なまでのルーツへの愛情ベース、まさにごった煮のサウンドですが、調べてみたらフロリダで結成されたアメリカ人4人組のバンドなんですね。
パンクとスケートが歴史を作ってきた西海岸からも、こんなバンドが出てくるんだから世界は広大ですね(大袈裟)。
MVを観ると、マッチョで凛々しい典型的なアメリカ白人とサウンドの違和感が凄いです笑。
"Totale Nite"
他には遂に発売された My Bloody Valentine/mbv はもちろん繰り返し聴いたし、Special Request/Soul Music や Disclosure/Settle をヘッドホンで聴きながら、自宅で軽快な(つもりの)ステップを踏んで週末の夜に想いを馳せたり、エレグラに備えて chkchkchk/Thr!!!er や Machinedrum/VAPOR CITY、Factory Floor/Factory Floor を聴きこんでテンションを高めました。
それからジェームス・マーフィーがプロデューサーを務めたArcade Fireの新譜や、Toro Y Moi、The Nationalの新譜、友人から教えてもらった 森は生きている や Rhye も印象的でした。
で、この1ヵ月はなのるなもない/アカシャの唇 と Burial/Rival Dealer ばかりを聴いている・・・といったところでしょうか。
我ながら、例年通りミーハーなセレクトですね笑。
自分が聴いている音楽なんて、世界に存在する豊かな音楽のごくごく一部だと思うと、嬉しかったり寂しかったりで複雑ですね。
とにかく来年は、もっと多くの音楽に触れたいところです。
見落としている予感満点ですが、思いつく限りで今年特によく聴いた新譜を紹介します。
とにかくたくさんあって書ききれないので、コメントは3作品のみ笑。
Boards of Canada / Tomorrow’s Harvest
待ちに待った8年ぶりのBOCの新作。
彼らからの影響を公言する、ドリーミーでサイケデリックなアーティストが爆発的に登場した近年。
その始祖はどんなサウンドを打ち出してくるのか…と期待していましたが、蓋を開けてみれば幻想的で、ダークで、不穏で、硬質なダウン・テンポ。
つまりオリジネイターの自信と確信に満ち溢れた、まさにBOCたる所以を存分に発揮した作品になっています。
"Reach for the dead"
・・・・・
DJ Rashad / Double Cup
ゲットーハウス~ジューク/フットワークと呼ばれるダンス・ミュージックのジャンルを象徴するアーティスト=DJ Rashad。
匂い立つようなソウル・ミュージックのメロディと、ジューク特有の性急なハイハット、攻撃的に乱れ打つキックとベースのうねりが強烈なダンス衝動を呼び起こします。
圧倒的にソウルフルで、ファンキーで、セクシー。とにかく大きい音で、良い音で聴いて欲しい。
"Pass that Shit (feat Spinn & Taso)"
・・・・・
Merchandise / Totale Nite
モリッシーを彷彿とさせるようなバリトン・ボイスに、背景を甘美に埋めるシューゲイザー・ノイズ、ニュー・ウェイヴ譲りの鋭角のビート。
強引なまでのルーツへの愛情ベース、まさにごった煮のサウンドですが、調べてみたらフロリダで結成されたアメリカ人4人組のバンドなんですね。
パンクとスケートが歴史を作ってきた西海岸からも、こんなバンドが出てくるんだから世界は広大ですね(大袈裟)。
MVを観ると、マッチョで凛々しい典型的なアメリカ白人とサウンドの違和感が凄いです笑。
"Totale Nite"
他には遂に発売された My Bloody Valentine/mbv はもちろん繰り返し聴いたし、Special Request/Soul Music や Disclosure/Settle をヘッドホンで聴きながら、自宅で軽快な(つもりの)ステップを踏んで週末の夜に想いを馳せたり、エレグラに備えて chkchkchk/Thr!!!er や Machinedrum/VAPOR CITY、Factory Floor/Factory Floor を聴きこんでテンションを高めました。
それからジェームス・マーフィーがプロデューサーを務めたArcade Fireの新譜や、Toro Y Moi、The Nationalの新譜、友人から教えてもらった 森は生きている や Rhye も印象的でした。
で、この1ヵ月はなのるなもない/アカシャの唇 と Burial/Rival Dealer ばかりを聴いている・・・といったところでしょうか。
我ながら、例年通りミーハーなセレクトですね笑。
自分が聴いている音楽なんて、世界に存在する豊かな音楽のごくごく一部だと思うと、嬉しかったり寂しかったりで複雑ですね。
とにかく来年は、もっと多くの音楽に触れたいところです。