2016年12月20日火曜日

A fulcrum vol.26 出演者紹介(3)


[tkcsc(the kitty cat swinger's club)]
2008年結成、新潟市内を中心に活動を開始。2011年頃より活動の拠点を東京に移し、3度のメンバー変更を経て現在も活動中。
1st ep "le_m/voi.d",2nd ep "eyes-"をディスクユニオン等でリリース(完売の為現在はネット配信)、2013年3rd ep "late show.ep"を全国流通盤としてリリース。

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“シューゲイザーは「轟音ギター」が鳴ればいいと勘違いしている人が多くいるが、そうじゃない。シューゲイザーはとにかく甘くなければならないのだ”

…というのは、とある先輩ミュージシャンの言葉ですが、誤解を恐れずに言えば、彼らこそシューゲイザーとして高く評価されるべき日本のバンドです。

どこまでも甘美で、幻想的で、退廃的で、そして哀しい音楽は、自分のような中年男性の心の奥底に眠る、センチメンタルな部分すら刺激する刹那さをもって鳴らされます。

おまけに90年代のUSインディ周辺からも強く影響を受けてるものだから、”甘美”だけでは説明足らず。
内側に抱えた毒、鬱屈した感情を爆発させるようなステージの熱量は圧巻の一言です。