2016年12月21日水曜日

A fulcrum vol.26 出演者紹介(5)



[文学少女]
文学少女と書いて文学少女と読みます。
こんばんは文学少女です。

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文学少女を初めて観たのは1年前くらいでしょうか。
メロディアスで爽やかな、あるいはラウドで重厚なサウンドのバンドが多い新潟の若きライブハウスシーンにおいて、久々に陰鬱で尖ったバンドに出会った(笑!と小躍りしたことを覚えています。

訥々とつぶやくようなメロディとアルペジオに表れる、儚く美しい「静」の部分と、攻撃的なギターリフや変拍子を織り交ぜた性急なリズムに表れる、破滅的な「動」の部分。
「狂気」と書くとえらく陳腐に聞こえてしまいますが、正気を保っているのかどうか、瀬戸際の緊張感みたいなものが、聴く側をゾクゾクさせてくれます。

最近の楽曲は、リスナーとしてのアンテナの広さが分かりやすくサウンドの血肉となって、「静」の部分の深みや美しさがみるみる増している印象。
新潟の新たな希望として、心から期待しています。